不安とは
突然だけど、あなたは不安な気持ちになったことはありませんか?
例えば、
授業中、先生に当てられたとき、ドキドキしたり、不安になる。
みんなの前で話す時、ドキドキしたり、不安になる。
お母さんや家族と離れていると、不安になる。
乗り物に乗るときや、人混みの中にいると、不安になる。
注射や、虫、雷などをみてしまうと不安になる。
寝るときに、突然怖いことや、不安なことを考えてなかなか眠れなくなる。
おそらく、読んでくれたあなたの中でも、これからのことで不安になったり、今何かを不安に思っていることと思います。
何かに対して、不安な気持ちになったり、怖くなることは誰にでもあることです。大人でも人前に出ることや、注射が怖い人もたくさんいます。不安な気持ちは人間が生きるために必要な感情なので、決して悪い感情ではありません。
でも、不安な気持ちから、夜眠れなくなったり、学校に行きたくなくなったり、食欲がなくなったりすることがあります。これも大人でもなってしまったり、それによって生活がうまくいかなくなることもあります。
そんなとき、必要なのは休息と相談です。
休みながら、少しずつ不安な気持ちを整理することで、不安の気持ちを小さくすることができます。
休んでも、不安な気持ちがなくならないとき、自分の中でどうすることもできないときは、お父さんお母さん、学校の先生や保健室の先生など、積極的に相談してみましょう。
大人の人は昔はあなたと同じ小学生でした。あなたがこれから経験することを大人の人はたくさん経験しているので、あなたの気持ちを理解してくれたり、助けてくれます。
もしも知っている大人に相談するのが不安なときは、チャイルドラインという相談に乗ってくれる専門の大人の人があなたの不安や悩みの解決を助けてくれます。( https://childline.or.jp/ )
最後に、もしあなたが何かいま不安に思っていることや、悩んでいることがあれば、お父さんお母さん、学校の先生に相談してみてください。